18年5月4日、5日で恵那山へ登山する。メンバ-は先輩のN
さん(69歳)と2人である。この恵那山計画をするきっかけにな
ったのは、私が通勤途中にいつも通る濃尾大橋という羽島と一
の宮を結ぶ橋があるが、その時に東へ向かう途中に左前方に
その山が遠方でそびえているのを一度登ってみたいと思ったこ
とから計画がすすむことになったのである。
ル-トとしては、黒井沢登山口まで車で移動し黒井沢ル-トを
使い恵那山へ登り、途中避難小屋へ泊まり恵那山ピストンし黒
井沢へ下山するというル-トである。                
5月4日 AM 9時 一宮へ集合 一宮西からインタ-へ入り、
中津川へ、途中渋滞に巻き込まれ、当初黒井沢入山口に11時
に着く予定であったが、12時になってしまった。また、その道中
に大きな木(上、右の写真)が道をふさぎ他の入山者2人と共に
車が通れるよう作業をおこなった。
恵那山周辺地域ではこの山に天照大神が産まれた時の胞衣 (えな)
を納めたという伝説が残っており、この山の名前の由来
ともなっている。また古事記で
日本武尊が科野峠 (
坂峠
) で拝したのも恵那山の神である。大山と恵那山との関係
が今一つわからないが・・。
12:00 黒井沢入山口に到着。11:00に着く予定であった。
駐車場に車は我々の車の他1台であった。このル-トを使う人
は意外と少ないのだろうか。いろいろと思いめぐらし12:30に
出発した。
左が黒井沢入山口である。
しばらく林道を歩くのだが、地図に書いてある林道の終点という
場所が見当たらずこの場所がその終点ではないかと想像される
13:00 林道の終点?に到着する。
やく40分程あるくと。トイレ付の避難小屋?に到着。
地図には記していない小屋だが、緊急時には使えそうな
印象をもった。ただ、入山して1時間のところにあり、避難
場所として使うより中継基地として使える場所である。
標高1370mにある営林小屋であり、緊急時は登山客も
泊まれるらしい。
この小屋の内部であるが、3人ぐらい入れそうな部屋であり
床下などいれればかなり入れそうな感じである。この場所は
すぐ近くに沢があり、また隣にテントサイト地にも使えそうな
スペ-スもあった。あとでわかったのであるが、野熊の避難
小屋を建設する時にこの小屋を使ったという内容がかいて
あった。
途中、13:20、13:40、14:20、15:35と
休憩をいれ、15:45に野熊の避難小屋へ到着
小屋としては、6畳の小屋であるが、雰囲気のいいこじんまり
としたいい小屋であった。こんな小さな避難小屋に泊まったの
は初めてである。
小屋の上の方へ数分あるいたところに沢(水)があった
のはうれしい情報である。池があり上流から水が注がれて
いた。
中へ入ったが、けっこう寒かった。よく見ると5度を指している
寒いはずである。寒さのことも考え、下からカシミヤのシャツに
着替え大分寒さをしのいだ。
N先輩のバタ-料理でお美味しく食べた。
これから、自分で料理して楽しめる時間
をもうけたいなぁと思う。けっこうはまるか
もしれない。
私は食べるだけで何にもしない人。ありがたい。N先輩に
おんぶにだっこである。
21:00に消灯し、翌朝5:10に起床する。
5月5日 
起床 昨日の鍋にごはんを投入しおじあをたべた。
7:00 出発する。数分後に池と左側に
水がちょろちょろ出ていた。
8:00、8:50に休憩を入れる。
右はかなり広い植樹縁の一部であるが、手入れが
行き届いている。
頂上近くであるが、霜柱が登山上のあちことに見られた。
かなり冷たい風が吹いて入てうなずける。
9:25 水場へ到着。途中、水場ありという表示が
出ていて、まさか水があるとは想像できなかったが
実際の水場をみて納得する。
この水場は尾根筋というより、尾根筋の
下の位置でトラバ-スぎみに走っている
登山道に湧き出ている。しかしいい場所
にあり、貴重な水である。さっそく水を補
給する。
10:05 分岐の小屋へ到着。左の小屋は
トイレ専用の小屋である。
恵那山に「ついて
恵那山(2191m)は中央アルプスの最南端の主峰で、
伝説と歴史の山です。その名の由来は天照大神
の胞衣(えな)を納めたという伝説によります。
深田久弥の「日本百名山」の中でも紹介されています。
日本近代登山の父と言われるウオルタ-ウェストンは
明治26年(1893)に外国人として初登頂しています。

10:20 恵那山の頂上は、上記の1191m
と書いてあったが、どちらが高いかというと
左記の位置が1192mであり一番高いので
ある。誰かが、こちらが頂上と命名すると
そちらが頂上になるということか。
先ほど、10:05に着いた分岐に戻り
写真を撮る。詰めれば30人ぐらい
入れそうな避難小屋である。しっか
りしたいい小屋である。
分岐の避難小屋から、河原ル-トへ道を
移動し恵那神宮奥社となっている恵那山
の頂上へ向かうが、登りで雪渓が残って
いたのにはビックリした。頂上付近は
やはり冷えていて寒いということである。
10:45 恵那神宮奥社 頂上2191mへ到着

2191mの頂上地点
頂上で食事をする。約45分休憩する。
11:30 頂上を出発する。
11:35 分岐の小屋を通過
11:55、12:30、13:25 休憩をとる
13:50 野熊の避難小屋へ到着
14:40 出発
15:20 下りの最初の沢で休憩
15:50 トイレのある営林小屋
16:10 林道終点を通過
16:35 黒井沢入山口へ到着
昨日、入山したときは車が1台であったが
今日は10台ぐらい止まっていた。