2023年 月日     映画・ビデオ名         ボケ防止のため”一言”                   
  0426  ヴィレッジ   
  0430 せかいのおきく   
  0507 銀河鉄道の父   
  0513  マルサの女   
  0515 メモリ-(MEMORY)  
  0520 最後まで行く   
  0529  お葬式   
       
  0530  闇の子供たち(ビデオ)  2008年公開の映画。阪本順治監督。見ていてもかなり重い作品。
       子供の内臓の人身売買。もう15年前の映画である。
       タイで上映中止など圧力があったということだがいつも犠牲になる
      のが子供達。
  0601 不撓不屈(ビデオ)  2006年公開映画。一人の税理士と国税庁との闘いを描いた作品
       ここまでよくぞ闘いえたなというのがまず第一感想。滝田栄にピッ
       タリの役ではないか。それを支える妻である母親役に松坂慶子扮し
       ていたが、芯の強い演技が全体を包む。必ずしも探求心が不屈に
       なるとは限らないが、不屈な精神は必ず知的探求心があればこそ
       生まれる。けっこう、いい映画で今まで観てなかった映画がたくさん
       ある。
  0603 日本の黒い夏-冤罪   2000年作品。中井貴一、寺尾聡、石橋蓮司などが出ている。
    監督:熊井啓   95年のオウム真理教の長野サリン事件を扱っている。事件の一報
     (ビデオ)  の時誰でもが化学液体に慣れている容疑者(河野さん)が犯人だ
       と思ってしまった。マスコミ報道の怖さを思い知らされた。思い込み
      がどれだけ人生をどん底に落とし込むことになるのか。認識するべし。
      また松本事件で気になるのは、警察はこの事件が起こった時にオ 
       ームを何故に思い浮かべれなかったのかという点である。
      富士山でのサリン工場は一夜にして建設できないことは明白でありい
       つか松本事件を起こす危険性を認識しておくべきだった。
       幹部たちの一つの誤りが意地とメンツで人の人生を破壊することに
       なる。冤罪はすべてこの類でないか。
       
  0605  怪物 (映画)  家族、友人関係、学校と個人などそれぞれがしっかり相手を把握している
     監督:是枝裕和  つもりでも全然違った認識であった場合などよくある。結局、全体の一部
     音楽担当:坂本龍一  しか認識していないため行き違いが起こる。そのことを改めて考えさせる
     (23年3月死去) 映画であった。「万引き家族」で是枝監督のことを知っていたのであるが、
      「こんなにも、全体を把握すること、認識することは難しんですよ」と日常の
      生活を描きながら語りかけている印象を受ける。なぜなら、スタートの展開
      のイメージとは全く違う認識へと導かれたである。それも違和感なく。
      一つの認識だけでそれが大きく膨らみとてつもない誤った認識へと暴走す
      る。あらためて、心に留めておく必要があるように感じる。
       
  0607  信さん(ビデオ)  特別に見たいと思って探したビデオではないが、福岡の炭鉱の町での出 
     炭鉱町のセレナーデ 来事という内容であったためすかさず借りた。1963年(昭和38年)の頃の
     小雪、池松壮亮  話。オリンピック前の年である。小生が中学2年。悪ガキの信さんも同じ
       ような歳である。2010年公開、炭鉱の中の撮影などを見ると育った炭鉱
      のことが思い出される。小生が住んでいた家は、ちょうど坑口と炭鉱病院
      の間にあった。落盤事故があればいつも見ることになる。子供ながらドキ
       ドキしながら見ていたことを思い出す。採炭者は目だけが白く他は真っ黒
      大変なところで仕事をやっていいるんだなと思った。60年代後半に各地の
      炭鉱が倒産し都会へ移動することになるが、肺に塵肺がたまり亡くなるケ
       ースがあったと聞く。
     
  0610 長いお別れ(「ビデオ)  2019年公開。映画でやっていたのは知っていたのだがみそびれてしまっ
     蒼井優、竹内結子  た。ビデオで見ることに。山崎努ファンであるがあらためて演技の円熟味
     松原千恵子、山崎努 を感じてしまった。夫婦、親子のことが徐々にわからなくなってしまい7
      年間の認知症生活を送ることになる。見ていると幸せな7年間だったんだ
       なと思う。山崎の認知症の演技を注意深く観察しているとうまいの一言
       である。
       
  0609  すばらしき世界(ビデオ)   2021年2月作品 コロナの感染時期だったのであまり映画館に行くのを
     役所広司  避けていた頃の作品。 
      長年刑務所暮らしから刑期を終え普通の生活を取り戻すのは難しい。
      もちろん彼らに主要なな責任があることは避けられないが、同時に受け入れ 
       る社会側の体制も重要である。付き添う人もいることはいるが、それだけで
       はダメで国としての教育、啓蒙活動も大切。そんなことに税金を使えないと
       いう考えもわかるがより成熟した社会を目指すのであれば求められることで
       はないか。
       
   0611 水は海に向かって流れる   すべては落ち着くところに落ち着くということ。過程にいろいろ紆余曲折が
    主演:広瀬すず   あるが、突出した感情もおさまっていく。多感な次期にはそのことは理解
      できない。
       
   0616 AI崩壊(ビデオ)  2020年公開、設定は2030年の話。SF映画であるが、映画上映を見損な 
    大沢たかお   ったのでビデオで見る。ここ数年の間にAIの社会への影響、国家のAI
       規制の動きが出ている中でどういう構想で映画をつくったか興味がある
       ったので見る。人間を超えた暴走に走る危険は常にある。うまく使えば
       間違いなく人類にとってはいいはずだが、そこをうまくコントロールでき
       ないのが現実である。ではどうするかはまだ結論を出せないでいる。
       *あれだけもう戦争を起こさないと誓って国際連合をつくったにもかか
       わらずウクライナで侵略戦争が起こっている。人類は数百万人の犠牲
       を払っても問題解決できない動物なのか。
       
   0621 憧れを超えた侍たち   WBCよまた感動をという映画である。やはり好きなスポーツは飽きない
       2時間10分の映画であったがドキュメントに吸い込まれていく。実際の
       ベンチでの動きが垣間見えてほんとうの野球を知るいい機会であった
       ように思う。選手の本当の姿、本音の部分が見えてよかった。
       大谷はまた次の大会で出てくるのかな。もっと強いジャパンをみせて
       くれるのかな、楽しみである。
       
   0625 ふるさと (ビデオ) 1983年の作品。徳山ダム建設で湖底に沈む村での出来事をスト- 
       リに描く。加藤嘉の演技が極めて際立つ。なんでそんな演技ができる
       のだろうと思ってしまう。演技しているという感じではなく自然な感じな
       のだ。長門裕之、樫山文枝、子役の千太郎も自然に演技してすばら
       しい。徳山ダムという社会問題というより、ダム建設予定の揖斐奥の
       自然、故郷のすばらしさ、そこに住む伝三と千太郎を通して描く。
       映画で一度見ている。伝三が千太郎に対して「釣りのいい筋してい
       る」というセリフの時記憶が蘇った。
       
  0630 全身小説家(ビデオ)   1994年作。作家井上光晴の人生を描いた映画。井上光晴は戦後
     井上光晴 日本共産党に入り、文学活動に専念するも反党活動ゆえに党より 
       除名になった。とくに問題になったのが「書かれざる一章」である。
       戦後すぐということ、また共産党が六全協前ということもありさもあ
       りなんと思う。現代なら井上文学の紹介などアカハタであった可能
       性があるが、党内の激しい路線対立の中では居る場所がなかっ
       たと考えられる。逆に除名されたからこそ井上文学が花咲いたの
       ではないか。こんな映画が95年頃封切されていたのを思うと自分
       がいかに仕事に追われていたあの時期を恨めしく回想せざるをえ
       ない。