06/12−07/12までの思いつくままに
| 時 | 目次 | 内容 |
| 07.10.25 | 日本の原発地帯 | 日本国内の原発地帯での実態。原発がどういうものか分からないうち |
| 鎌田 慧 | に建設が決められてしまった悲劇。たとえ決めても安全第一の立場か | |
| ら修正できない行政、企業の問題点を記している。 | ||
| 07.09.29 | 50年前の憲法大論争 | 1956年(昭和31年)当時の憲法調査会での各政党と公述人の議論の内 |
| 監修/解説 保阪正康 | 容をまとめたものであるが、かなり深いところで議論されていたこと | |
| がわかる。当時の環境の変化がそうさせるのか。真剣勝負だったとい | ||
| うこと。今の憲法論争のベ―スになっているということか。 | ||
| 何度でもバイブルで読み返していい本である。 | ||
| 07.08.04 | 可変思考 | 数学者であるが、内容は哲学的である。緊張の中のフリ―に意味があ |
| 広中平祐 | る。真反対の考えがエネルギ―を生む。遊ぶことを忘れたらクリエ― | |
| ティブな仕事は出来ない。忘れることが、フリ―をつくり、創造を生 | ||
| む。「能力を引っ張ったり、戻したりすることで強い張りがでてくる | ||
| 。頭脳とはそういう構造をもっている。」 無駄の埋蔵量のすくない | ||
| 人は、ショックに弱い。 | ||
| 人間は、意識的には取り出せない部分に埋もれた記憶をたくさん蓄積 | ||
| していて、その余裕や無駄が、人間らしい幅のある判断を生むのであ | ||
| る。頭の中が飽和状態にならないと、動機がきっかけにならない。 | ||
| 線は一次元、面積は二次元と決め込むから思考が発展しない。 | ||
| 07.05.11 | われら戦後世代の「坂 | 日曜日の朝の関口宏の「ス―パ―モ―ニング」の解説者に出てくる |
| の上の雲」ある団塊人 | 著者のコメントを聞いていると成る程と思うところがあったのと団 | |
| の思考の軌跡 | 塊の世代をテ―マにした内容だったの読むことにした。 | |
| (寺島実朗) | 前々から団塊の世代に問いかけたかったことは、あなたがたの60 | |
| 年代後半の出来事は今のあなたの人生の中で何だったのですか?と | ||
| それぞれに問いたい気持ちがあった矢先この本を見つけ、著者はも | ||
| っと内容を深めて団塊世代に問いかけている。07年問題をかかえ | ||
| 定年を迎える大きな塊の世代に対して一つの呼びかけをしている。 | ||
| このまま後の世代に残すことも無く、去っていってもいいんですか | ||
| と。あなたがた団塊の世代が残してきた今の時代に悔いはないのか | ||
| ? 彼は、一つの方向性として一人一人のNPOを提起している。 | ||
| 何ゆえにここまで社会がおかしくなったのか?私は異議申し立てす | ||
| る方法を知らずに私生活主義に追われて、社会との接点を回避する | ||
| 事態に陥り各自が流されていったのが真相ではないか。いま一度行 | ||
| 動を起こすときではないかと訴えているように見える。 | ||
| それにしても、寺島氏の理路整然とした展開には納得できるところ | ||
| 多々あり。イデオロギ―では見えない細かな分析は傾注にあたいす | ||
| る。 | ||
| 07.05.04 | 人は「感情」から老化 | 細かいことは忘れたが、新しいことに挑戦すること。過去は未来の |
| する | ための過去であること。恥は大敵。くよくよしない。どきどきする | |
| (和田秀樹)詳伝社 | 経験。積極的であること。休むこと。などがボケないということか | |
| 07.04.17 | 会社を辞めるのは怖く | 「間違いなく死期が決まっている。そこに向けて精一杯準備させて |
| ない。 | もらった。」という気持ちで。そうでなければ、第二の人生は失敗 | |
| (江上 剛)幻冬舎 | する。貯金より貯人である。ポテンシャルの開花。立場やすべての | |
| レッテルを外した中で付き合うと自分の真の力を磨くことが出来る | ||
| 。長いスパンでこつこつと。飲み会で時間とお金の無駄使いをし過 | ||
| ぎない。ポストにしがみつく哀れさ。人脈とは人間力。安売りする | ||
| な。会社の常識は社会の非常識。リスクが個人力を磨く。ぎりぎり | ||
| の場面で本当の姿を現す。 以上がこの本の気になることば。 | ||
| 07.04.7 | 昭和史の教訓 | かなり力作でファシズムの時代を現代の教訓としながらまとめ上げ |
| (保阪正康)朝日新聞 | た本である。教科書みたいな本であり整理してみる価値があると思 | |
| う。通読する本ではない。昭和10年代を中心になぜ崩壊過程まで | ||
| 突き進んだか。ナショナリリズムはどのように完成されていったか。 | ||
| 気になる内容「歴史は人によってつくられるが、その人の重用を誤 | ||
| るととんでもないことが起こりうるという教訓を引き出すべき。」 | ||
| すべて役が一人歩きしているということ、上が間違うと水と同じで | ||
| 下へ誤りでも浸透するということ。特に大切なのは10年代の誤り | ||
| を認める勇気、その勇気がなければ昭和史から教訓を学ぶことは出 | ||
| 来ない。非常に恥ずかしい指導者を持った日本の悲劇も語られてい | ||
| る。 | ||
| 07.03.25 | 私の家は山の向こう | 気にはなっていた本であったが、その日は無性に読みたくなり一気 |
| テレサテン10年目の真実 | に読破する。有田氏のホ―ムペ―ジはよく覗いているが、鋭い解説 | |
| (有田芳生) | には傾聴に値する。オ―ム教、原理教などではかなりの専門家とい | |
| う印象を私はもっているし、右にも左にも明るいところがこの本の | ||
| 鋭さにでているように思う。有田氏は過去に組織と個人、民主と集 | ||
| 中という矛盾に苦しみ、どこにも属さない一ジャ―ナリストとして | ||
| 活躍している。この本は、中国内権力闘争、中国と台湾の駆け引き | ||
| の中で巻き込まれていった1歌手のテレサテンの葛藤を描いている | ||
| ワイドショ―、文藝社会派記者としての経験、また左右からの情報 | ||
| を集めれる有田氏だからこそ書けた本ではないかと思う。 | ||
| 07.03.13 | 今日、ホ―ムレスにな | よく公園、駅などでホ―ムレスを見かけることがあるが、誰でもお |
| った13のサラリ―マ | こり得ることではないかと思う。貧富の差が特に加速されている今 | |
| ン転落人生 | の時代の中でちょっとしたことで転落はありうるだろう。それは遠 | |
| (増田明利) | いところではなく身近に存在する。以前であれば、満たされないこ | |
| と4、5つぐらいあげればおこり得たが、今では1つ2つ欠けるだ | ||
| けで道から蹴落とされる危険はあるのではないか。そういう不安定 | ||
| な社会になってしまったということである。ただ、貧富の差が酷く | ||
| なれば、富裕層も足元から脅かされるという危険もはらんでいると | ||
| のではないか。対立があれば安定は永遠には続かない。 | ||
| 07.03.04 | 下流社会=新たな階層 | 中流の2分化による一部の上と圧倒的多数の下のグル―プの対極と |
| 集団の出現 | いう変化の中で、あらたな階層が形成されつつある現代の貧困化を | |
| (三浦展) | 統計的デ―タにもとづいて展開。又地域、年代、時代から縦横にか | |
| なりの資料を駆使して説明している。面白かったのは学費の無料化 | ||
| 、資金援助、高貴なるものの義務化など奇抜な提案もショック療法 | ||
| で風穴をあける効果があるように感じた。 | ||
| 07.03.04 | 山本勘助 | 山本勘助という人間は知識の人でなく知恵の人である。武田信玄は |
| (平山 優) | すばらしい知恵者、参謀を従え名将信玄を世に知らしめた。軍艦と | |
| いう書に焦点をしぼり分析。戦いには勝つためのセオリ―が必ず存 | ||
| 在するということを教えている。構え、人、組織、気、行動に何か | ||
| 真理、理論が隠されていて早く自分のものにすること。 | ||
| 面白かったのは、勘助が上方気質について注意を喚起していたが、 | ||
| その洞察眼がどこを根拠に結論づけられたか知りたかったが、その | ||
| 部分は記してなかった。それにしても、勝利には必ず知恵者がいる | ||
| ということだと思う。 | ||
| 07.03.03 | 職場はなぜ壊れるか | 能力主義からくる職場の弊害など医者の立場で書かれている。近未 |
| (荒井千暁) | 来の職場論として言っているのは、5日が終わってみれば勝ち越し | |
| ている、そういう緩急自在の考え方が必要。捨て日という敗北宣言 | ||
| にも似た日があってもいい。又、仕事はア―トでありスキルではな | ||
| い。ア―トとは諸学や経験から生まれる人間の行動すべてを包括す | ||
| る概念。そこに回帰すべきであると述べている。 | ||
| 07.03.01 | 不動心 | まさか松井選手がそこまで書けるとはという印象であった。やはり |
| (松井秀喜) | 何かを極めた一流選手はレベルが違う。この本にかなりボ―ダ―ラ | |
| インを引いた箇所があり、また読み直してみたい心境である。 | ||
| 1、人生万事塞翁が馬。2、「まごわやさしい」の食事療法。豆類 | ||
| 、ゴマやナッツ類、野菜、魚、シイタケなどのキノコ類、いもなど | ||
| 3、努力できることが才能である。4、多少の知識を持っているよ | ||
| り、むしろ自分の無知を自覚し、それを契機としてほんとうの知識 | ||
| を求めることの方が、より大きな意味を持つ(ソクラテス)5、自 | ||
| 分になにが欠けているを正確に受け入れ、それを補うための正しい | ||
| 思考を持っているか。6、大リ―グではコ―チは選手に敬意をもっ | ||
| て接し、選手のフォ―ムを勝手に変えたり、アドバイスを押し付け | ||
| たりはしません。ぜひ日本へ帰ってきて、巨人の監督になったら、 | ||
| 改革してほしいと思う。7、過去の自分をコントロ―ルできません | ||
| が未来の自分はコントロ―ルできます。 | ||
| 07.03.01 | 国家の品格 | 気になっていた本であるが、ようやく読んでみる気になった。内容 |
| (藤原正彦) | 的には異なる視点からの展開で参考になるし生き方の面においても | |
| 受け入れるべく内容であった。まず「論理だけでは世界が破滅する | ||
| 」という考え方は我々重要な命題として脳裏に控えておく必要があ | ||
| る。それぞれが持つ主義主張なるものが絶対的か、または相対的よ | ||
| りベタ―なものであったとしても、それですべてが解決したことに | ||
| はならない。我々が見落としがちな「形」や「情緒」から国家とし | ||
| ての在り方を論じている。日本人がかつて歴史の中で培った武士道 | ||
| 考え方に重要な光を見出している。なるほどと思う部分がある。主 | ||
| 義主張をすべて平板的にあつかっていることに気になる視点がある | ||
| が、そんなことはここではどうでもいいことである。学ぶ姿勢が必 | ||
| 要なのである。自由も、平等も、民主主義もすべて疑いの目で見る | ||
| ことの大切さを提起している。超一流、超エリ―トなどとちょっと | ||
| 気になる学者かと思わせたが、よく読んでいると納得できる部分も | ||
| あるし、今が非常識になっているのは明らか。最近の「スキル」と | ||
| いうスピ―ド、目先の知識などに対する警輪を鳴らしている本であ | ||
| りもう一度読み直してみる価値はありそう。 | ||
| 07.02.12 | プリンシプルのない日 | 1950年代前半、しばらく置いて60年代後半に雑誌などで書い |
| 本 白洲次郎著 | た直言集である。言っていることは立場を超えて共感できること大 | |
| である。どんな場合でもぶれない、常に原則的で、原理的、筋が通 | ||
| り、白洲の言うプリンシプルは全部ではないにしても人間としての | ||
| 品格について考えさせられる。私利私欲の低次元のレベルでもの事 | ||
| を考えるのではなく、常に高所々から物を考えるから一本理が通っ | ||
| てどんな立場、地位の人間でも受け入れざるを得ない力がある。 | ||
| 白洲の思想には、右翼思想も左翼思想もないどちら側からみても引 | ||
| きつけられるものがあるのではないかと思う。彼は相手がどんな立 | ||
| 場であろうがプリンシプルに反しているならば主張を控えることは | ||
| ないのである。こういうことは凡人には出来ることではないが、政 | ||
| 治家でも簡単には出来ないのである。白洲の生き方はそれぞれが学 | ||
| べきことではなかろうか。 | ||
| 07.02.02 | 不都合な真実 | かなり環境問題に関心をもっていなければ分かりにくい映画である |
| (映画鑑賞) | が、漠然と地球の現状分析においては突っ込んだ自信作ではないか | |
| と思うし、永久保存で再度見直してもいい映画ではないかと思う。 | ||
| 07.01.22 | それでもボクはやって | 最近の植草という解説者の逮捕ということもあり、こいうこともあ |
| いない | りなんと思い見に行く。これは誰でも起こりえることであるし、自 | |
| (映画鑑賞) | 分の身にもおこるかも分からない。法律が正義の味方だと思ってい | |
| る人、又特に若い人は一度見ておく映画ではないかと思う。 | ||
| 07.01.14 | 白州次郎の日本国憲法 | 白洲次郎はNHKで「その時時代は動いた」で出ていて、その時か |
| 鶴見 紘 | ら気になっていた人物である。当時権力の側に居た人間でありあえ | |
| て知ろうという気もなかったが、筋を通すとか原則というプリンシ | ||
| プルという言葉に引かれ、どういう立場に居ようが大切なことだと | ||
| 07.01.21 | 風の男 白州次郎 | 思い、読んでみることにした。尊敬出来ること、生き方に学ぶべき |
| 青柳恵介 | 点おおいにあり本に吸い込まれていった。すぐには血肉には出来な | |
| いが少しずつその生き方を学びたいものである。白洲次郎はたまた | ||
| ま富豪のうちに生まれ運命としては我々とは違うが生き方として学 | ||
| ぶべき普遍的なものあると思う。 | ||
| 07.01.12 | 長い散歩 | 仕事が終わって疲れていたせいか、途中で寝てしまった。小さい女 |
| (映画鑑賞) | の娘ががんばって上手い演技をしていたこと、家庭の子供に与える | |
| 影響などいろいろ考えさせられる。 | ||
| 07.01.07 | 佐賀のがばいばあち | 同じ同郷ということもあり、話題になっている「がばいばあちゃん |
| ゃん | 」のことを知らないのは問題と思い、3冊一きに読んだ。おもしろ | |
| がばいばあちゃんの | い。正月にがばいば―ちゃんのテレビドラマを見て下準備はしてい | |
| 幸せのトランク | たので分かりやすかった。ば―ちゃんの一言一言は真理を含んでい | |
| 笑顔で生きんしゃい | る。元気を出すための言葉が多い。 | |
| 島田洋八 | ||
| 06.12.31 | ルポ改憲潮流 | 最近の改憲の危険な潮流をまとめた本。斉藤氏は反対の急先鋒の人 |
| (斉藤貴男) | ||
| 06.12.15 | 硫黄島からの手紙 | 反戦映画なのだろう。高揚することなる冷静に見ることが出来た。 |
| (映画鑑賞) | 戦争映画はえてして大げさに表現したがるが、場面場面でこの人物 | |
| の本当の気持ち、考えはどんなんだろうか?と思い巡らしながら見 | ||
| た。ほんとうにいい映画であった。 | ||
| 06.12.11 | 007カジノロワイヤル | ションコネリ―を超える面白さがなかった007は、この映画で近 |
| (映画鑑賞) | いところまで達した感がある。007は最後はフルにCGを使う方 | |
| 行に行き着くのかと残念で仕方無かったが、この映画は確かにCG | ||
| を一部使っている箇所があっただろうが、現実に訓練すれば起こり | ||
| えるような撮影の仕方をしていたのが見ていてスリリングに感じた | ||
| こういう007ならもっとファンが増えるだろうと思う。 | ||
| 06.12.04 | 武士の一分 | 山田洋次の作品はいつも平明さがあり、静かな訴えかけ、表現で、 |
| (映画鑑賞) | それでいて何か考えさせるものがある。一分とは一種のプリンシプ | |
| ルと同じ意味だと思うが、それがギリギリのそれの意味合いがある | ||
| と思う。 |